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第2講〜お肌トラベルその1〜

はあぁい、どもっ!!


前回あまりの長さに途中になってしまった肌の構造についてです。




復習をしましょう。


・皮膚には「表皮」と「真皮」の二層があり表皮はさらに五つの層からなっている。
・真皮はコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを生成する繊維芽細胞がある。


こんなもんでしょうか?


やっぱりまとめは簡潔な方が気持ちいいよね?


全然めんどくさいとかおもってないから(白目)




ではでは、お肌の旅いきますよぉ〜!!


真皮を飛び出して次の層「基底層」に向かいます。



基底層は表皮の最下部であり真皮にもっと近い層です。


「ケラチノサイト」「メラノサイト」という細胞で構成されています。



ケラチノサイトに関してはもはや



「それ、どんな恐竜?」



ってレベルですが


メラノサイトは「メラニンの関係者?」ぐらいの予測は着くでしょう。




ここで重要な知識は基底層は真皮を守るための層であることです。



前の講で説明してなかったのですが真皮というものは生まれ変わりの速度が非常に遅いんです。


だいたい一年から三年と言われています。


これは一度傷がつくとなおるのに相当な時間がかかり完治することが非常に難しいことを意味します。


しみがなくならないのはこれが原因ですが今この話をするとながくなるのでしません。(ネタをとっておきたいとかじゃないんだからっ!!)




つまり、メラノサイトもケラチノサイトも真皮を守る防御壁だと思ってください。




防御壁があるってことは攻撃する何者かがいるということ。


はい出ました、紫外線です。



紫外線...なんの知識がない僕でも肌が黒くなる原因だとか、皮膚がんの原因だとか話は知っていますが
大体のことしか知りません。



聞こえてきます、僕の中の知りたい星人の声が.....




紫外線とは波長が紫の光よりも短い光のことです。(人間の目では感知できない)


そして高校物理で習うのですが光には波動性と粒子性の二つの性質があります。(アインシュタインはこの発見でノーベル賞をもらいました!)


光の正体は波なのです。そして波長というのはその波がどんだけウネウネしているか。


つまるところ紫外線はめちゃめちゃウネウネした波であるということです。


ウネウネすればするほどその波がもつエネルギーは大きくなります。


ブルーライトが目に悪いのはこのためでしょう(多分...笑)



そして紫外線は皮膚を透過します。つまり皮膚を突き抜けようとするんですね。




ここで重要なこと。




紫外線が肌に当たると『活性酸素』が発生します。


そしてこの「活性酸素」がかなりの悪者、細胞を傷つけ、がんの原因になったりします。




ですから、基底層でこの活性酸素をブロックするんです。



どうブロックするのか?


めちゃめちゃシンプルです。





『活性酸素?食べちゃえばいいじゃんww』




肌はこう考えました、そこで登場するのがメラニン色素であります。




メラチノサイトは活性酸素を使ってメラニンを生成します。


肌が黒くなるのはメラチノサイトが活性酸素を食べた証なんです。




じゃあケラチノサイトってなんなん?ってなりますよね。


彼はメラチノサイトに



「活性酸素来たよ〜、メラニン二万個作ってちょ」



みたいな情報をメラチノサイトに送る役目をしています。そして生成されたメラニンを受け取る係でもあります。


ここまで来たらメラチノサイトもケラチノサイトも大分理解できたんじゃないですか?




また表皮の最下層なのでターンオーバーの起点でもあります。



ターンオーバーおぼえてますか?復習しませんよ笑



この層はほ乳類の表皮として唯一細胞分裂が行われる場所であり新たに生まれる細胞によって

細胞はどんどん上へと押し出されます。(あ、復習しちゃった)



そしてこの押し出される細胞こそがケラチノサイトと言う訳です。



ケラチノサイトはメラニンを含んでいるので日焼けする理由もいずれ白くなる理由もわかったんじゃないでしょうか?


以上が基底層に関する知識です。



基底層の構造、働きは理解できましたか?



まとめいきますよ。皆さんも自分のことばでまとめてみてください。

知識の定着がはかどりますよ!




まとめ
・基底層はターンオーバーの要
・真皮を守る唯一の砦




こんなかんじでしょうか。


え?やっぱりまとめが雑だって?まぁ良いでしょう笑




ここで僕は思いました。




「メラチノサイトおったら日焼け対策必要ないやんw」




これは検討違いのようです。



皆さん、日焼けをしたときに赤く炎症したり、水ぶくれができたことありませんか?


てか、誰しもが経験したことあると思います。



こういった症状がでるのはメラニン生成が間に合ってないからです。


つまり肌の奥まで活性酸素が到達している可能性があります。


ひやけでシミができるのはこういった理由です。


しかもですよ。


僕の体感だと日中4時間も外に出ていると顔真っ赤になりません?



メラニン生成って結構時間がかかるし量も足りてないんじゃないかなっていうのが僕の意見です。



想像してください、ずっと日向にいるほ乳類いますか?基本日陰でゴロゴロしてるか森の中で生活しているやつの方が多くありません?



多分カラダは長時間の紫外線を想定していないんですよ多分。



何が良いたいかっていうと




「日焼け止め塗らんと真皮がやられて繊維芽細胞機能せんくなるよ」



てことです。


UVカット非常にダイジです。これくらい大丈夫とは思わない方が良いと思います。





次回 第3講〜お肌トラベルその2〜

あと4層です、頑張ります

<参考文献>
http://www.doctors-organic.com/hyouhi/index.html
http://www.mak2008.com/kayumi/hyohinoso.html
http://www.hand-clap.com/topics/oldtopics/0403_sigaisen/topic04_01_3.html
http://www.kao.com/jp/skincare/work_04.html
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